歩ける全天球動画

全天球動画(360°動画)とは?

全天球動画(360°動画)とは、360°カメラで撮影された動画のことです。

視聴者はVRゴーグルを使用し、カメラの撮影ポイント視点から撮影した動画を、360°見渡すことができます。


「歩ける」全天球動画とは?

全天球動画(360°動画)は、360°自由に見渡すことができますが、映像内を自由に移動することはできません。(3DoF)


そこで「歩ける全天球動画」では、360°動画と立体形状を組み合わせる技術を用いることにより、

実写映像の中「リアルスケール」「自分の意志で歩ける」ことを可能にしました。(6DoF)

ステレオパノラマやフォトグラメトリーとは異なる技術で、リアルなVR空間を実現できます。




活用方法-これまでにないVRコンテンツを

「歩ける全天球動画」を使用することで、これまでVRで実現できなかった様々なアイデアをコンテンツ化できます。

・実写VRのモデルルームの中をVRで歩きながら内覧。リアルスケールで現地を体験

・実写VRのモデルルーム内にCG家具を配置しシミュレ―ション

・遠方の観光VRを、実写で自由に移動して体験

・CGエフェクトと組み合わせることで、効果的に360°動画を体験

・実写VRにCGキャラクターを登場させる


活用事例「並木ハウス今昔比較VR」

手塚治虫氏が暮らしたアパート「並木ハウス」の内覧体験ができるVRコンテンツです。

Starline株式会社様と共同開発を行い、弊社ではシステム開発を担当しました。

建物周辺や入居者以外の立ち入りができない内部の様子を、過去と現在の姿を比較しながら観賞できます。

雑司が谷案内所にて展示されています。

実績ページ「並木ハウス今昔比較VR」


活用事例「ロンハー★VR落とし穴 Presented by グノシー」

「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION 2019」内の
体験型アトラクションです。

株式会社テレビ朝日様と共同開発を行い、弊社ではシステム開発を担当しました。

『ロンドンハーツ』の人気のドッキリ企画「落とし穴」を仮想体験できるアトラクションです。HMDを装着してスタジオセット内を歩いていき、落とし穴に落ちる体験をすることができます。

高画質な実写映像とCGの組み合わせでリアルな演出を可能にしました。

実績ページ「ロンハー★VR落とし穴」


登壇「実写×CG×歩ける特許技術!を活用した最新VRコンテンツ導入」

「HP VR Webinar」に、VR事業部の長谷川が登壇いたしました。

「HP VR Webinar」は、Tech & Device TV Powered by HPが送るWebセミナーです。

最前線におけるVRの活用例やVRによるビジネスの未来の発展について、日本HP社のVRパートナー各社がディスカッションを行いました。

公式ページ「HP VRチャネル | Tech & Device TV」


特許概要

特許番号 :特許第6503098号

発明の名称 :画像処理装置、画像処理プログラム及び画像処理方法

特許登録日 :2019年3月29日